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入学テスト・​コース紹介

B&H英会話は大きく分けて2つのコースがあります。

・小学生のコース

・大人・中学高校生のコース。

​この2つのコースの特徴をご紹介します。

​また入学前のテストについても紹介します。

​入学前のテスト

 小学生コースは8レベルのテキスト、大人と中高生のテキストは6レベルから成り立っています。上はネイティブレベル下は初級者まで様々です。これらのテキストはヨーロッパの英語学習フレームの基準に沿ったものであります。ヨーロッパのこのフレームは世界各国で使われている英語の実力にあった学習範囲の指標で、長い間研究された結果の基準や段階分けです。 

 この多様なテキストを選出するのに、入学前にテストを実施しております。このテストはオンラインテストで、その場で詳しいデータが出ます。このデータは教科書の基準と同じ基準なため、使う教科書に対してある程度正確です。また、テストだけではなく、どんな理由で英語を勉強したいのか、どんな目標があるのか、年齢、環境など様々なことを考慮に入れ、テストの結果と照らし合わせて総合的に判断します。

 テストには話す力を試す内容は入っていませんので、その点は正確ではないですが、知識の面で追いついていれば話す力は後々ついてくると判断し、逆に、話せても読み書きがうまくいかない場合はやはりそこを補う必要性があるため、話せなくても、話せてもテストの結果を反映させるようにしています。

​ テストはあくまでテキストを選ぶためのものであるため、必要以上に緊張せず、リラックスして受けてください。また、明らかに「英語は初めてで」ということがわかる生徒さんは、テスト不要で初級のテキストからスタートします。

​小学生のコース

 小学生のコースは小学1~6年生までが対象ですが、場合によっては幼稚園生も受け入れています。その条件としては机に座って授業を受けることができる・・というのが条件です。

 

このコースでは、フォニックスと英会話両方を勉強します。読めて書けて話せるという英語のすべてを勉強します。従ってテキストとワークブックを合わせると4冊必要になります。使用しているテキストはオックスフォード社のテキストです。世界中で使われてるテキストで、最新の機器を使用し、教科書の魅力を最大限に使いながら授業をしていきます。 

 フォニックスの授業では英語の音読規則を中心に勉強をしていきます。音読の規則を理解することで、例え知らない単語でも読めるようになります。また、単語を構成する規則を学ぶと単語を書くという作業がしやすくなり、書ける語彙が増えていきます。

現在ここにきて2か月目の5年生の生徒(初心者)で、すでに100語以上の単語をつづれます。これは、丸覚えではなく、フォニックスの規則をもとに書いているので、単語自体のスペルを覚える必要がなく、音を知っていればそれに沿って書けてるわけです。もちろん意味も絵などから理解してます。

 

実際に書いている様子です。これは2か月後には必ず書けるという意味ではないです。習っているレベルによっても書ける内容が違います。このビデオはレベルが5段階あるうちの2段階のレベルで、やっと文字として組み合わせ出来るようになる初級です。

 

フォニックスでは、どのレベルにおいてもこの、読んで、音を追って文字を書くという作業をします。このビデオはその作業を撮影してます。

今までの英語は音と絵(意味)をすり合わせる作業は沢山ありましたが、そのあとの音とスペルをすり合わせる作業は、自分自身の努力以外になかったのが現実でした。

​フォニックスは、その音と綴りのすり合わせの作業を本人の努力だけに頼らず、きちんと法則を教えて理解させる勉強方法なのです。

​記憶力だけに頼らず、その規則を知ることで語彙力の幅を広げていきます。

 単語をかけて読める・・このことは確かにフォニックスを勉強すると受ける恩恵ではありますが、本当の恩恵は違うところにあります。フォニックスを勉強することで一番恩恵を受けるのが「本読み」です。

このフォニックスの教科書は、レベルごとに読める文章が用意されていて、習った音読の法則の定着を図ります。

 

 ある程度単語を読むことに慣れてくると、今度はフォニックスと共に本読みを強化していきます。本読みから多くの語彙・表現方法や意味を学んでいくことが最終目的です。

 ビデオ撮影の時点で入学3か月目の初心者だった幼稚園の年長さんのFちゃん。最初は難しかった読みも今ではとてもよく読めています。絵本を読む練習を1日3回家でしてもらい、学校で読みを確認します。読み終えたら、読んだ内容を聞きます。レベルと共に本の難しさも変化していっています。

 

 

もともと本が好きなのもあって、楽しく練習してくれているようです。この本で10冊目ですが、だんだん良くなってきてます。次はどんな本が読めるのかな?

 

 

 

 

 

 

小学4年生のAちゃんもまた、楽しんで読んでくれています。短い文章ですが、知らなかった事実や、表現があったりしながら読むので、読んでる本人たちが考えるより、得るものが大きいのです。

 

 

このビデオは更に2か月後。。

この時点で、読みの練習をする前に、ほとんどの文章は読めてしまっています。

なぜなら、何度も繰り返し出てくる単語が多いので、知ってる単語が増えていくのです。こうして語彙力もどんどん無理なく増えていきます。

読める能力というのもまた個人差があるため、誰でもこのレベルになるということを言いたいわけではありません。4年生のAちゃんが上達が早いのには理由があります。週に2回通っているので、やはりほかの生徒よりは伸びが2倍です。​だから、個人差や週何回来てるかにより、これ以上読めることも、これよりもうちょっと時間がかかることもあります。ただし、コツコツ本を読んでいけば・・・それぞれの能力にあった成果がきちんと出ます。もちろん、その生徒にあったレベルの本を提供(教室から貸し出し)しますし、毎日その本を読んでもらいます。

​これを繰り返すことにより、英語の本が読めるようにしていきます。

イギリスの公立の小学校でも全く同じことが行われていて、B&H英会話はそこで副教材として使われてる、オックスフォードの多読用の本を取り入れてます。

レベル分けされた300冊以上の本は、最初は簡単な一文と絵から始まり、だんだんと行数、表現、語彙が増えていき・・・無理なく少しずつ読むレベルを上げていきます。。

読む内容から、その言葉の文化背景や、使われ方、表現方法など様々なものを本を通して学びます。

​本をたくさん読むことで、語彙力、表現力を共に養い、「理由は知らなくとも、この表現は知ってる状態」にしていきます。これは文法から学ぶのとは違う観点からの英語の習得方法であり、言語を学ぶ上で一番自然な理解方法です。

 本校で使用しているテキストは、もう一つあります。それが英会話のテキストです。フォニックスとは別にこちらの方法でも英語を学んでいきます。このテキストは、テーマごとに英語表現があり、その表現を使い自分で表現できることを目標に授業を進めていきます。ここではテーマにより文法に触れることもあります。

テキストにはオンラインで自分で学べる教材がついており、家に帰って復習ができるシステムになっています。週1回のコースや週2回のコースで補えない部分をこのサポートシステムで補うこともできます。

 また、英検などのサポートも私個人の趣味でやっています。

文法だけに頼って教えず、ネイティブが英語を習得する自然な方法なども取り入れ、英語を学ぶ。いろいろな角度から刺激を与え英語を習得してもらう。そんなことを目標に子供たちに教えています。

大人・中高生コース

​ 大人と中高生のコースは同じテキストを使っています。テキストはピエーソン社のCutting Edge という有名なテキストです。このテキストは、そのトピックごとにあるテーマで、会話で使う文章の構成や文法。長文の読み方などをトータルに学び、最終的に学習したテーマで会話できるように促します。

従来の英会話のテキストのように、会話文をほぼ丸暗記するのではなく、文章の構成を学ぶスタイルなので、定型文がないぶん、自分で考え文章を組み立てないといけないのが大きな違いです。

最初の方はうまくいかないかもですが、頭で考えて話せるようになるころには、定型文以外の多くの普通の会話に対応できるようになるでしょう。

また、このテキストは最初から正しい答えを求めないスタイルの質問形式が多々あるため、日本人特有の間違わないよう努力するその姿勢を崩していき、英語を話すことへの抵抗感を減らしていきます。

 また、ここでも文章を読ませることに力を入れています。テキストにあるすべての問題は英語ですので、まずはそこから読めるようにしていきます。

また、長文の読解はスキミングやスキャニングなどの長文読解を正確に早くする方法などを学びます。

 このテキストは会話だけではなく読み書きも含めたトータルサポートですが、テーマが文化背景だったり、知らない異文化の話だったりと面白いため、興味がわくことでしょう。

 

 初心者テキストは基礎を学びます。数や時間の言い方、国の名前、国籍の言い方など、学校では詳しくやらなかったテーマをわかりやすく書いてるテキストで、とても役に立つ情報が満載です。このテキストが一番会話で使われる内容が多いかもです。

中級者のコースは会話の組み立てを学びます。例えば、今まで何となく使っていた前置詞の使い方や文章のどの部分に何を持ってくればいいのかとか。。

学校では詳しくやらなかった、実はわかってない箇所というものに焦点を当ててることが多く、文章を組み立てるうえでとても役に立ちます。この本は多少の文法は出てきますが、日本のように小難しいものではなく、意味を理解できる、使い方がわかることだけに焦点を当てているため理解しやすいです。

上級者のコースはテーマごとに英語で議論していきます。従って、ある程度、文章で話せないとついていけないテキストです。

このレベルになると私の日本語のヘルプは一切なしです。

英語のわからないところは英語で質問し、英語で理解をしていきます。

テーマごとに沿った内容を読めてその内容に意見を言え、他人の意見を英語で理解できることが前提で進んでいく授業です。テキストの中で使われている沢山の語彙そして新しい表現など文章・会話を通してさらに英語に磨きをかけていきます。

 この大人・中高生のコースは特に面白さ、そして英語を学ぶ楽しさに焦点を当てています。私たち夫婦は海外生活が長く、様々な国に行っています。世界中を旅した時の失敗談・面白い話や異文化の話をしながら授業は進んでいきます。

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